社員に聞いた!スクリーンショットの自動保存を変更する方法など

デスクトップに自動保存されてしまうMacのスクリーンショットを2ステップで変える方法をはじめ、PCの整理術を社員に聞いてきました!

 

まあ、なぜ急に広報ブログがこの内容を取り上げるのかというと、2015年も残すところ1カ月を切り、パソコンの整理をする必要に迫られたからなんです、はい。そしてついに、この1年間でPCに貯めこんできたあらゆるデータたちが、「ブゥウオオオオオオオオオオオーン」と唸り出すようになってしまったんです、ええ。


アプリケーションの立ち上げに時間がかかったりファイルが開かなかったり、さらにはスリープしてしまうこもしばしば。どれだけMacが無駄を排除したスマートPCとはいえ、さすがにお手上げのよう。

 

まだまだ容量の空きはあるはずなのに、なぜこんなに動きが重たくなるのだろうか?このままでは気持ち新たに新年を迎えられない!と思い立ったのです。

 

幸運にも、当社にはエンジニアやPCに詳しい社員がたくさんいるので、お知恵を借りてご紹介したいと思います。今回は、すでにモニターチェック済みで、驚くほど綺麗に整理している本澤さんに教えてもらいました。

 

階層は深く、入り口はわかりやすく


当社では、チラシやノベルティをはじめ、各サービスの製作物は、基本社内のデザイナーの手によって作られます。例えば先日イベントを行ったホームページ作成サービス「Jimdo」のノベルティや、レンタルサーバー「CPI」のグッズやチラシなどいろいろあります。こうした社内にデザイナーを置くことを、インハウスデザイナーというそうです。

 

今回教えてもらった本澤さんは、CPIをはじめ、デザイン業務全般を担っており、日々データのやり取りを行っています。そこで、まずは普段から気をつけているPCの整理方法について教えてもらいました。

マーケティング部 本澤 裕慈さん
マーケティング部 本澤 裕慈さん

伊勢:「最近パソコンが「ブウゥオオオオーン」と唸りだすようになったんです。マウスの動きも悪くなってしまって。容量にはまだ空きがあると思うのですが...


本澤:「ちょっとPCを見せてください。これは・・・ひどいね。どうしたらこうなるんですか。」


左側がきれいになっていますが、本当はモニター全体がファイルに覆われていました..。
左側がきれいになっていますが、本当はモニター全体がファイルに覆われていました..。

「気づいたら・・・と言いましょうか。こんな状態になっていたんです。」


動きが遅くなったのは、こうしてデスクトップにデータを置き過ぎなのも理由にありますよ。


「デスクトップが原因なんですか?!


「PCの起動スピードに影響が出てくると思いますね。デスクトップには、作業スピードを上げるためにも、最小限のデータにとどめておくほうがいいです。」


「そうなんですね、どうりで動きが遅くなるわけです。一旦デスクトップにあるファイルをすべてまとめて、別のところに保存します。


「それだけでPCの起動スピードはだいぶ変わると思いますよ。整理はそれからですね。


最短距離で目的のデータにたどり着くために


 本澤さんの整理法は、とにもかくにも最短距離で目的のデータにたどり着くためとのこと。少し手間であっても最初の段階で階層を作って管理することで、目当てのファイルまで迷うことなくたどり着けます。検索機能はほぼ使用しないそうで、それくらいパット見でわかるように整理するよう心がけているとのこと。

 

まずは、入り口となるフォルダづくりから。それがすべてのファイルへと繋がる入り口になります。1つフォルダを作り、以降はプロジェクトや案件ごとなどにフォルダを作成し、その下に、そしてまたその下に階層を増やしていく具合です。フォルダの中にさらにフォルダを作ったりするのは、すでにやっている人がほとんどかと思います。

 

プロジェクトが終わったものは「OLD」といったフォルダをつくり、その中に入れていきます。整理ができないひとつに、定期的な削除をしていない場合が挙げられますが、あらかじめ削除する、あるいは終了したプロジェクトをまとめるフォルダを用意しておくと、後々整理がしやすくなります。これは、いまどのプロジェクトが動いていて、自分のタスクがどれくらいあるのかをはっきりさせることに繋がります。

 

本澤さんの手にかかると、例えば毎月出している社内報であれば、こんな感じに整理されます。

 

総合>社内報>2015>11>社内報のデータを発見!という階層になっています。

 

このファイルは当分使わないなというものは、すべてOLDのフォルダに入れてしまい、いま必要でないものは見えないようにします。

 

 


「これまでは、「社内報」のフォルダの中にすべてまとめていましたが、そこからさらに、「01」「02」と月ごとの階層を加えただけで、とても見つけやすくなりました!


「探す手間がないだけで、だいぶ楽になるんです。


「改めて整理することの大事さに気づきました。心なしか気持ちもすっきりしています。


「頻繁に使用するファイルは、デスクトップにショートカット(Macでは"エイリアス"という)をつくっておいて、1クリックでデータを開封できるようにしておくと便利ですよ。ショートカットを削除してもファイルはなくならないので、プロジェクトが終わればショートカットを削除します。これで、常にデスクトップはクリーンな状態がキープできます。」


「そういえばショートカット機能ありますね!あまり使っていなかったので、ちょっとやってみようと思います。ただ、いまはデスクトップがきれいな状態ですが、実はデータで溢れるようになったのには別の原因がありまして・・・。


スクリーンショットの保存先を変更する


「業務上スクリーンショット(スクリーンキャプチャともいう)をよく撮るのですが、撮影したと同時にデスクトップに自動保存されてしまうんです。とても便利な機能ではあるのですが、そのおかげですぐにデスクトップがカオスな状態になってしまうんです。これってなんとかならないんですかね・・・。」


「確かにMacの場合、デスクトップに自動保存されてしまうんですよね。ターミナルを操作すれば、保存先を指定できますよ


「おお!ぜひやりたいです!だいぶ助かります!!ところでターミナルとは?」


ターミナルとは、Wikipediaによると、「AppleのMac OS Xに標準で付属しているUNIX系端末エミュレータ」のこと。簡単にいうと、与えた指示を実行してくれるんです。正直ターミナルがよくわからなくても、2つほどの作業でできてしまうので、Macを仕様している方はぜひ試してみてください(Windowsユーザーのみなさまごめんなさいm(__)m)。

 

始める前に、スクリーンショットを保存するフォルダを作っておきます。今回は、デスクトップ上に「ScreenShot」という名前のフォルダをつくりました。

 


1. ターミナルを開く

Finderの検索窓からターミナルを探すと、黒い画像で"ターミナル"が出てきます。それをクリックして開くと


こんな感じにターミナルが立ち上がります。パッと見はテキストエディットのように書き込みができる感じ。

ターミナルを立ち上げた状態
ターミナルを立ち上げた状態

 2. ターミナルに、下記テキスト文字を入力し、エンターをポチ

ターミナルは文字を入力できるので、下記のテキストを入力(コピペでもOK)します。

 

----------------

defaults write com.apple.screencapture location ~/Desktop/ScreenShot/ 

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注意するのが、後半の"/Desktop/ScreenShot/" というところ。ここでは、「デスクトップにあるScreenShotという名前のフォルダだよ」と指示していますが、保存先がDocuments(ドキュメント)やPictures(ピクチャ)の場合は、Desktopの部分を変えてください。

 

うまくいくと、下のような感じになります。"not found"という表示になったら、スペルミスか、ファイルの保存してある場所が間違っている可能性があるので確認してみてください。

 

3. ターミナルに、下記テキスト文字を入力し、エンターをポチ

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killall SystemUIServer

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こちらを入力したら完了です。試しにスクリーンショット(command+Shift+3)をしてみると、ちゃんと指定したフォルダに保存されました。

 

保存先はScreenShotに
保存先はScreenShotに
デスクトップはクリーンをキープ!
デスクトップはクリーンをキープ!

もとに戻したい場合

ちなみにもとの状態に戻したい場合は、

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defaults delete com.apple.screencapture location

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ターミナルにこちらをコピペ&エンターし、

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killall SystemUIServer

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その次はこちらをコピペ&エンターで元に戻っていると思います。

うまく反応しないときは、ターミナルを終了し(Command+q)、もう一度最初からやり直してみてください。

スクリーンショット4パターン


最後に、おまけとして4つのスクリーンショットの撮り方をご紹介します。私は以前、スクリーンショットを保存した後再度立ち上げ、必要部分だけトリミングしてもう一度保存するという、今思えば実に無駄だなあ・・・ということを毎回していました。でも、この4つの撮り方を使い分ければそうした編集は不要になります!


今回は、被写体として、ガジェットオンラインショップのOneMe Storeから新商品の写真を使って4パターンのスクリーンショットを比較してみました。ちなみにこのガジェットは、チェキのようなアナログとデジタルが組み合わさった、見た目もかわいい商品なんですよ〜。

 

●OneMe Store:http://www.oneme.jp/

Polaroid Snap Instant Camera


①モニター画面全て:command+shift+3
①モニター画面全て:command+shift+3
②範囲指定:command+shift+4に、ドラッグで範囲を選択し撮影
②範囲指定:command+shift+4に、ドラッグで範囲を選択し撮影

③影あり: command+shift+4、撮りたい部分にマウスを移動しスペースボタンで選択+クリックで撮影
③影あり: command+shift+4、撮りたい部分にマウスを移動しスペースボタンで選択+クリックで撮影
④影なし:command+shift+4、撮りたい部分にマウスを移動しスペースボタンで選択、option+クリックで撮影
④影なし:command+shift+4、撮りたい部分にマウスを移動しスペースボタンで選択、option+クリックで撮影

 

Apple社らしいなと感じるのが③の影ありパターン。こうしたひと工夫加えるところは好きです。このほか少しずつ違いが分かるかと思いますが、用途に応じて影なしや範囲指定などを使い分けると非常に便利です。


今回本澤さん以外にも何名かの社員に聞いて周りましたが、人それぞれやり方は違っても、"最短距離で目的のデータにたどり着く"ために整理しているところは、同じなのかなと思いました。


また次回、お!と思った方のPCの小技を紹介したいなと思います。